当院の安全な親知らずの抜歯
親知らずは、患者様によって生え方が大きく異なり、真っ直ぐ生えている場合もあれば、横向きや斜めに埋まっているケースもあります。特に顎の奥深くに埋まっている親知らずの抜歯は、周囲の神経や骨の状態を考慮しながら、慎重に進める必要があります。当院では、安全性の高い抜歯処置を行うために、歯科用CTによる事前の精密検査を導入しています。レントゲンだけでは把握しづらい、親知らずの歯根の状態や神経の位置、骨の厚みなどを3次元で確認できるため、的確な診断と治療計画が可能になります。
親知らずの抜歯を受ける歯科医院の選び方
経験豊富な歯科医師が在籍しているか
親知らずの抜歯には高い外科的技術が求められます。日常的に抜歯やインプラントなどの外科処置を行っている歯科医師であれば、トラブルのリスクを抑えた安全な治療が期待できます。
CTやマイクロスコープ・拡大鏡などの設備が整っているか
親知らずの抜歯を安全に実施するためには、事前に歯周組織の状態を把握することが大切です。レントゲン以外にも必要に応じてCT撮影を行える体制がある歯科医院で相談することをおすすめします。また、抜歯にかかる時間と抜歯後の腫れや痛みは比例するため、短時間での処置が重要です。マイクロスコープや拡大鏡を使用することで患部のすみずみを確認でき、スムーズに抜歯が完了します。
顎関節症
顎関節症とは、口の開閉に関わる顎の関節や筋肉に異常が生じ、さまざまな症状を引き起こす病気です。口を開けづらい、顎が痛む、カクカク音が鳴る、しっかり噛めないといった不調が現れ、生活に支障をきたすこともあります。原因は多岐にわたり、噛み合わせの乱れや歯ぎしり・食いしばり、無意識の歯の接触(TCH:Tooth Contacting Habit)などが挙げられます。また、入れ歯や差し歯、詰め物が合っていない場合にも、噛み合わせにズレが生じ、顎関節に負担がかかることがあります。
顎関節症の治療法
スプリント療法
マウスピース(スプリント)を装着することで、上下の歯のかみ合わせの力をバランスよく整え、顎の関節にかかる負担を軽くすることができます。顎関節症による痛みや違和感、口の開けにくさなどの症状をやわらげるのに効果が期待できます。
ボツリヌストキシン療法
ボツリヌストキシン療法とは、ボツリヌス菌から抽出されるタンパク質の一種をこわばっている口腔筋に注射することで力を緩める治療法です。顎関節症の原因の1つの食いしばりは、無意識に行われることが多く、自分で止めるのが難しい習慣です。そのまま放っておくと、歯や顎の関節に大きな負担がかかってしまいます。ボツリヌストキシン療法行うことで、噛む力をコントロールし、歯や顎へのダメージをやわらげることができます。歯を守り、快適なお口の状態を保つための選択肢のひとつです。
歯の外傷
歯の外傷とは、外部からの強力な衝撃によって歯が欠ける・折れる・抜けることを指します。口腔内の状況によって適切な治療が異なりますので、お早めにご相談ください。
外傷の原因
- スポーツ時の衝突
- 転倒して歯をケガしてしまった
- 交通事故